第36回名古屋テーブルトップショー


2011年1月NTSアイトー

2011年1月開催のNTSは多くの機能性商品が披露された。写真はアイトーのブース

今年の下半期の商戦を占う業界恒例の一大イベント、秋・冬向けの新作を発表する展示会「第36回名古屋テーブルトップショー」(主催・NTS運営協議会)が6月1―3日、愛知県産業労働センター、吹上ホール、名駅IMAIビル、ナディアパーク・デザインセンタービル(名古屋ロフトビル)、名古屋国際センタービルの5会場で開催する。

参加メンバーは22グループ・200社。陶磁器をはじめ、グラスやガラス食器、漆器や箸、プラチック類や金属製品などの異業種企業やギフトグループなどが積極的に新商品・新企画を展開し、新たな販売戦略をアピールする。各グループが結集して、共同案内・宣伝などに取り組み、全国の百貨店・量販店バイヤーや売場担当者、陶磁器専門店・生活雑貨店などの取引筋を招き、積極的に商談を交わす。

日程は、ナディアパーク・デザインセンタービルで開催する美瀬肥うつわ展とぬりの華が6月1―3日で、ほかはすべて6月2―3日の2日間の開催となる。今回は吹上大ホールで開催するグループ吹上の旋風が、会場のレイアウトを大幅に変更。通路を増やし各ブース間の動線を多く確保している。

前回1月のNTSでは来場者が微増したが、今回は東日本大震災後初の開催となり、震災後の陶磁器業界の商況を占う機会としても注目される。