「インテリア ライフスタイル」、エシカルブランドなど展開


2018年のインテリアライフ スタイルのアトリウム会場

 インテリア・デザイン市場向けの見本市「インテリア ライフスタイル」(メッセフランクフルト ジャパン)が7月17~19日、東京ビッグサイト・西ホールで開催される。
 今回は、会場中央のアトリウムと12のゾーンで構成し、世界26カ国・地域から745社が出展。特に最近は環境や社会を考慮した「エシカル消費」が注目されているとして、環境に配慮した商品、地方創生や伝統工芸にリンクした商品などのエシカルブランドを多数紹介する。
 毎回注目を集めるアトリウムの特別企画は、昨年に引き続きクリエイティブ・ディレクターの山田遊氏を迎え、英国の街角にあるコーナーショップをイメージした「The Corner Shop -How to make a market-」がテーマ。実店舗には、店舗の什器レイアウト、サイン、商品陳列、店主とスタッフの会話など、見本市にも応用できる要素が多く詰まっているとして、アトリウムを一つの街角や店舗に見立てた商談の場を展開する。
 ゾーン展開では、エシカル消費向けの企画として、 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)によって立ち上げられたプロジェクト「MADE51」が特別出展。難民たちによる工芸品として、伝統技術と現代デザインが融合した魅力ある製品を紹介する。 また、軽井沢のアトリエで、障がい者と支援員の相互補助関係によって生まれたブランド「RATTA RATTARR(ラッタラッタル)」では、有田焼のプレートなどを出品するもようだ。このほか、日本でも人気の高い北欧ブランドが集結する「NORDIC LIFESTYLE」、日本のものづくりを発信する「JAPAN STYLE」といったゾーンが展開される。
 関連業界からは、石塚硝子、小田陶器、木村硝子店、金照堂、スズ木、セラミック・ジャパン、東京西海、NAGAE+、長谷製陶、廣田硝子、4th-market、堀江陶器、マルサン近藤、丸利玉樹利喜蔵商店、深山などの企業が出展する予定だ。