「フィンランドフェア」、松屋銀座で開催
フィンランドと日本の外交関係樹立100周年を記念した「フィンランドフェア」(フィンランド大使館商務部共催)が6月6~11日、松屋銀座8階で開催された。
会場ではフィンランドの国民的チョコレート、ファッツェルや、東京初上陸の菓子などが販売されたほか、できたてのフィンランド料理を味わうイートインコーナーを設置、トナカイのソーセージやサーモンスープ、ベリーのスムージーなどが楽しめた。また雑貨のコーナーでは、昨年11月に開業した北欧のライフスタイルを体験できる「メッツァビレッジ」(埼玉県飯能市)から、マグカップや皿などを含む約1500アイテムの雑貨が登場した。
フィンランド最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン」は、50周年を迎えた「エレファンティ」特設コーナーを設け、ゾウをかたどったプレートやゾウ柄のマグもならんだ。さらにムーミンの集積コーナーには、メラミン、陶磁、ガラスなどのキャラクター食器も大きくラインアップ。陶磁類はほぼ山加商店のもの、多彩な商品群が一堂に会した。
初日開店前のメディア内覧会では、駐日フィンランド大使を迎えたほか、試飲・試食会を企画。今年3月にはムーミンの物語の世界観を体験できる「ムーミンバレーパーク」にGWには10万人以上が来場するなど、日本における北欧人気は衰え知らず。在日フィンランド商工会によると、2017年のフィンランドから日本への輸出量は、前年比約28%増、18年はさらに14%増加している。