森正洋の言葉。デザインの言葉。 [著]森正洋を語り・伝える会
「森正洋の言葉。デザインの言葉。」(A5判変形、244頁)が(株)美術出版社から発刊された。
同書は2005年に没したプロダクトデザインの巨匠、森正洋氏の「ものをつくること、デザイン、生活、社会」について生前語った言葉が85本収録されている。構成は「第1章デザイナーとしていきる」「第2章かたちを作る」「第3章社会の中のデザイン」の3章で構成されていて、各章に、ものづくりやデザインに関わる者にとって胸を突かれる、同氏の熱く真摯な言葉と貴重なデザイン画が収録されている。
また陶磁器業界関係者として、松尾慶一白山陶器(株)社長、同社デザイナーの阪本やすき氏、富永和弘氏、福田由希子氏、(株)キハラの木原長正社長も言葉を寄せている。
著者は「森正洋を語り・伝える会」、企画はナガオカケンメイ氏。
(美術出版社、1,890円)