第9回国際陶磁器展美濃の審査始まる
9月16日―10月23日に開催される国際陶磁器フェスティバル美濃(主催・同実行委員会)。その中核イベントの1つ第9回国際陶磁器展美濃の審査が始まった。
同展は陶磁器のデザイン・文化の国際的な交流を通じて、陶磁器産業の発展と文化の高揚に寄与することを目的とした世界を代表する陶磁器展。今回は世界58カ国・地域から、日本633人、アメリカ76人、韓国97人、中国43人、ポーランド28人、英国27人、台湾27人など1255人が出品。出品点数は「陶磁器デザインファクトリー部門」に101点、「陶磁器デザインスタジオ部門」に825点、「陶芸部門」の1853点の計2779点の作品が寄せられた。審査員は「陶芸部門」が陶芸家の鈴木藏(審査委員長)、茨城県陶芸美術館長の金子賢二、岐阜県現代陶芸美術館長の榎本徹、ヴィクトリア&アルバート博物館東洋部学芸員のルパート・フォークナー、陶芸家のウ・グァンホの各氏。「陶磁器デザイン部門」が食環境プロデューサーの木村ふみ、デザイナーの小泉誠、フランスのデザイン雑誌「intramuros」編集長のシャンタル・クラバー・ハメイド、フィンランドの陶磁器ブランド「ARABIA」のデザイナーのクリステーナ・リスカの各氏。
今後は、3月7日まで審査員各氏が画像による予備審査を行い、4月22日に審査員ミーティングを開催。そして4月23―24日に第一次審査の後、7月13日に最終審査説明会、翌7月14日に最終審査。9月15日に表彰式と内覧会を催す予定となっている。